NISAで何を買う?何を買っている?年代別利用状況調査

投資・資産運用

NISA利用状況について、3か月に一度金融庁が調査結果を公表しています。

金融庁調査結果

本記事では、その公開データをもとにNISA利用者の傾向を見ていきます。世間のみなさんが何を買っているのか気になる方は最後まで読んでみてください。

NISA(一般・つみたて)口座開設数

まずはNISA(一般・つみたて)の利用者、口座開設数です。2022年9月末の調査結果では、NISA(一般・つみたて)総口座数は「1703万1049口座」となっています。年代別比率では30歳代~50歳代で全体の半数以上を占めている結果です。

各年代別のNISA口座数の割合は下のグラフとなります。30歳代が最も割合が多い「21%」!5人に1人はNISA口座を開設しているようですね。多いと感じますか?少ないと感じますか?まだまだ少数派であることは間違いありません。この記事を読んでいる方は、既にNISA口座を開設している。または、開設しようか悩んでいることと思います。

本記事の最後にオススメ証券口座のリンクを張っておきますので、ご活用ください。

年代人口NISA口座開設数割合
20歳代1249万人165万8461口座13%
30歳代1364万人290万3249口座21%
40歳代1744万人317万2403口座18%
50歳代1746万人298万3382口座17%
60歳代1499万人268万8168口座18%
70歳代1637万人242万0416口座15%
80歳代以上1182万人120万4970口座10%

NISA(一般・つみたて)商品別比率

続いて、NISA枠またはつみたてNISA枠で何の商品が買付されているか?投資信託やETFなど商品別の比率を見てみましょう。過半数を占めるのが投資信託です。次点で上場株式となりますが、NISA枠とつみたてNISA枠の合算となっている点は注意が必要です。

商品2022年6月末時点商品別比率
上場株式10兆9506億8243万円38.6%
投資信託16兆2302億2862万円58.3%
ETF6282億9473万円2.3%
REIT2234億6768万円0.8%

つみたてNISAだけでみてみると、投資信託が99%となります。これはつみたてNISAで投資できる商品が「一定の基準を満たした投資信託」に限られているため、仕組み上そうなります。

NISA(一般・つみたて)年代別比率

年代別の買い付け額を見てみます。NISA口座数では30歳代が最多!でしたが、買付額でみると60歳代が最多!年齢があがるにつれて多くの資産を運用していることがわかります。60歳代で買付額が大きく増えているのは、定年退職後の退職金を資産運用していると考えられます。

年代2022年6月末時点年代別比率
20歳代1兆1483億5059万円4.3%
30歳代3兆1540億0585万円11.5%
40歳代4兆2862億2406万円15.4%
50歳代4兆9364億4021万円17.7%
60歳代7兆1516億5025万円25.2%
70歳代5兆6422億9281万円19.9%
80歳代以上1兆7137億0973万円6.0%

つみたてNISAだけでみるとどうなるでしょう。30歳代が最も多く、次点で40歳代となっています。ここからわかることは、若い世代はつみたてNISA枠でコツコツとつみたてている。40歳代以上、資産に余裕のある世代はNISA枠でドカッと投資!している。と読み取ることが出来ます。

年代2022年6月末時点年代別比率
20歳代3348億1226万円16.3%
30歳代6334億9855万円30.2%
40歳代5536億8189万円26.2%
50歳代3589億0108万円17.0%
60歳代1652億2193万円7.7%
70歳代534億5200万円2.5%
80歳代以上59億2113万円0.3%

まとめ

30歳代の5人に1人はつみたてNISAまたは、NISA口座を開設している。

30歳代以下もつみたてNISAでコツコツ投資をしている。

投資は自己責任ですし、周りや誰かに合わせる必要はありません。ですが、この記事を読んでいる方の自分の世代、自分の投資状況に当てはめて、数年後の自分を想像しながら、今後の投資スタイルにお役立てくだされば幸いです。

最後にオススメの証券口座へのリンクを張っておきます。

これを機に投資を始めてみたい方、証券口座はもっているけれどNISA口座はまだ開設していない方、NISA口座開設してあったけど、そういえば最近見にいっていないな。という方は是非一度ご確認を!

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